竹田城(兵庫県朝来市)
竹田城(たけだじょう)は、現在の兵庫県朝来市和田山町竹田にあった日本の城(山城)。
城跡から雲海を眺望 竹田城の位置と周辺地形。中心の白丸が古城山 縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)。国の史跡に指定されている。また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、「天空の城」や「日本のマチュピチュ」とも呼ばれる。雲海に浮かび上がる古城の累々たる石垣群の威容は、名物ともなっている。
東に立雲峡を望む標高353.7mの古城山(虎臥山)の山頂に築かれ、縄張りは南北約400m、東西約100m。天守台をほぼ中央に配置し、本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が連郭式に配され、北千畳部と南千畳を双翼とし、天守台北西部に花屋敷と称する一郭がある。廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模となっている。
朝来市は2012年4月に竹田城の管理・宣伝をする「竹田城課」を新設した。(2017年4月に観光交流課と文化財課に業務を移管され、現在は竹田城課は存在しない。)又、予算の関係で建物の木造復元計画はない。
日本100名城56番
別名:虎臥城、安井ノ城、天空の城
城郭構造:梯郭式山城
天守構造:あり
築城主:山名宗全
築城年:1431年(永享3年)
廃城年:1600年(慶長5年)
遺構:石垣、堀、井戸など
指定文化財:国指定史跡
再建造物:なし
竹田城訪問記
2015年3月29日